ちょっと前になりますが、下の娘の1歳バースデーをお祝いしました。
当日はちょうど保育園の運動会の日。
祖父母も集合し、みんなでお祝いするにはよいタイミングだったのですが、朝から運動会に出かけてしまうので、そのあとの誕生日の準備なんてしていられません。
でも、生まれて初めての誕生日。
おじいちゃんもおばあちゃんも楽しめて、パパもママも大満足で、もちろん主役の娘と息子にとっても思い出になる、そんなイベントにしたいですよね。
あれこれ悩んだ末、みんなに高評価してもらえたアイデアをご紹介したいと思います。
個室OKのファミレスで
最初に悩んだのは場所です。
現在4歳になる息子の初バースデーの時は、自宅で用意しました。
まだ育休中だったこともあり、手作りケーキや離乳食のごちそう、大人向けの手鞠寿司など、張り切ったのを覚えています。
しかし今回は、前日まで仕事があり、当日の午前中は運動会。
とても自宅に人を呼べる状態ではありません。
必死で前日の夜に片づけたって、朝のバタバタで無法地帯になることは分かり切っています。
そこで娘の誕生日会は外食と決め、時間は運動会後のランチにしました。
調べてみるとお店によっては、こどもの誕生日をお祝いするコースなどもあるようです。
しかし今回の場合、娘はまだ1歳なので誕生日コースを食べられるわけではありません。
そこで重視したのが、
- ちょっと騒いだりくつろいだりすることができる「個室」対応ができるお店であること
- 祖父母がいて、ハイハイのこどももいるので、テーブルではなく和室であること
ホームページをみたり、電話をかけたりして、最終的に和食のファミレスチェーン「和食さと」を利用することに決めました。
これで、自宅の部屋を片付ける時間が大幅にカットされました。
食事内容は決めておく
当日、着席してからメニューを広げて決めるのでは時間がかかってしまいます。
特に運動会直後の息子にはできるだけ早く「いただきます」をさせてあげたい!
そうでないと、誕生日の主役ではないことが分かっている分、ゴキゲンナナメになってしまう可能性があります。
そこで、日時の予約と同時に大人のランチ御膳、こどものお子さまランチもオーダーしてしまいました。
ドリンクバーも合わせて注文。
ドリンクバーがあれば、飲み物の好みを確認する手間が省けますし、4歳児は大喜びポイントです。
アルコールやデザートは、当日注文です。
出てくるまでに多少時間がかかっても、特に間がもたないということはないでしょう。
また、嗜好品を自由に決められるということは、満足度にもつながります。
これで、自分で料理する時間はもとより、メニューとにらめっこしながら料理を決める時間、料理を待つ時間が削減されました。
手作りのお祝いイベント
1歳の誕生日の定番といえば、「一升餅」「カードの選び取り」「記念撮影」ですよね。
これらのお祝いは、よい思い出にもなるので行いたい方も多いと思います。
簡単かつ盛り上がるように、いろいろアレンジしてみましたので参考にしてください。
オリジナルアイディア①リュック一升餅
一升と一生をかけ、こどもが一生食べ物に困らず、健やかに成長することを願って行われる「一升餅」のお祝い。
一升餅自体を用意できる場合は、それに越したことはありません。
お店で相談すると用意してくれるところもあるようです。
でも、わたしはこの2つで代用!
小さなリュックと切り餅です。
切り餅は、写真では1.1キロの袋しか映っていませんが、約1.8キログラム(1升分)用意しました。
切り餅をリュックに詰めれば、かわいいリュック型一升餅になります。
ちなみにこのリュック、こどもちゃれんじの1歳特別号の特典です。
肩紐がマジックテープになっているので、とても背負わせやすくなっています。
背負った重みでトテンと尻餅をついたりと、かわいい姿を動画や写真におさめたあとは、リュックの中から切り餅を出して、希望者に配布。
わたしの父が大の餅好きなので、お正月だけでなく年中お餅を食べています。
実用的なよいお土産になりました。
ただ難点がひとつ。
リュックの大きさによっては一升分を忠実に入れようとすると、パンパンに膨れてしまい、見栄えが悪くなること(笑)。
わたしはこっそりいくつか減らしちゃいました。
オリジナルアイディア②未来への願いカード
選び取りは、こどもの前にカードを置き、どれを選び取るかによって、将来その子が開花させる才能を占うお祝いです。
こどもちゃれんじに、選び取り用のカードがついていたので、こちらを利用してもよかったのですが、今回はあえてこのまま使わず、オリジナルのイベントを考えました。
未来の才能=お仕事っぽいイメージの選び取りではなく、題して「未来への願いカード」です。
用意するのは、何も書いていないカードと油性ペン。
まずはみんなにカードとペンを配ります。
「娘にどんな子になってほしいか、書いてください」
優しい子になってほしいとか、たくさん一緒に遊ぶとか、みんなが娘に対して思ってくれていることをカードに書いてもらうのです。
それを娘の前に並べるだけ。
本来の選び取りは1枚ですが、わたしはあえて娘を制止せずにいくらでも取ってもらいました。
だって、みんなの優しい思いを全部握って、娘には成長してほしいから。
パパの願い、ママの願い、おじいちゃんやおばあちゃん、お兄ちゃんの願い。
娘が小さな指でカードをつまみあげるたび、みんなの温かな言葉を読み上げると、その場に優しい気持ちがあふれました。
娘の未来を、この言霊たちが守ってくれますように。
そして将来、このカードを自分で読み返して、1歳の誕生日の祝福をもう一度抱きしめてくれますように。
今の「思い」が形に残る、この参加者全員で作るカードイベントは特におすすめです。
オリジナルアイディア③生まれたときの体重
一生のうち、この一年ほどグングン成長する日々はないでしょう。
生まれたときに比べて、体重は3倍、慎重は1.5倍、ココロは計り知れず大きく育ってくれました。
そこで、どれだけ大きくなったのかを感じるために、娘の生まれたときの体重を再現するイベントを考えました。
使ったのはお米とスリング。
出生体重と同じだけのお米を量ってビニールに入れ、それを普段使っているスリングや抱っこ紐に入れるだけです。
これを抱いてみると、その重みを身体が覚えていることに気がつきます。
「そうそう、この重さ!」
肩にかかる、生まれたての娘の体重。
ふいに泣きたい気分になるほど懐かしく感じました。
2時間おきの授乳やおっかなびっくりの爪切り、全部この体重でよみがえります。
中身はお米なのに、ついついゆらゆら揺れてしまって笑われたり。
これ、成人式とかにも再現してみたいです。
リンク
おまけ:記念撮影
せっかく家族や親戚がそろったのですから、みんなで記念に写真を撮っておきたいですよね。
でも自宅の場合、三脚を立てたりしない限りは「撮影者が写真に入れない」という事態が発生します。
外食の場合は、必ず店員さんがいらっしゃるので、全員そろった写真を撮ることが容易です。
そのままみんなが映るだけでもよい記念になりますが、できたら小物でフレーム内を盛り上げたいところ。
そこで事前に準備して持ち込んだのが、こちらのケーキ型おもちゃです。
これも、こどもちゃれんじベビーの付録です。
こどもちゃれんじに限らず、かわいらしいホールケーキのようなおもちゃがあったら、一気に誕生日気分がアガります。
もちろん、1歳の娘が食べられるケーキを用意するのが一番なのですが、朝手作りする時間がない場合は予約購入になります。
そうすると、受け取りに行く時間を確保しなければなりません。
また、持ち込み時には壊さないように、細心の注意が必要です。
その点、おもちゃなら手荒な扱いをしても大惨事にならないのでおすすめです。
むすび
出産から1年。
もう1年も経ったんだなあとしみじみ思います。
「赤ちゃん」の娘は、いつの間にか「幼児」の娘に近づいています。
主役だというのに、眠そうな目でみんなを見回している娘。
来年の誕生日は、もういっぱしにごちそうを食べているのでしょう。
ネットを見ると、キラキラした1歳バースデー記事があふれていて、なんだか気後れしたり申し訳なく感じたりしてしまうこともあります。
でも本当は、イベントがあろうとなかろうと、誕生日を一緒に祝うことのできるひとときがあれば、それだけで幸せなんですよね。
心を込めて「お誕生日おめでとう」と「生まれてきてくれてありがとう」が言えたなら、それで十分。
みんなが幸せと感じてくれたら、それでいいのだと信じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かの役に立てば幸いです。
0 件のコメント:
コメントを投稿