このブログを開設して、3ヶ月。
ブログを書くことで毎日が楽しくなり、また、たくさんの素敵な情報を得ることもできました。
ブログを始めようか迷っている方がいたら、声を大にしてぜひ始めてみることをおすすめします。
しかし、ブログは決してよいことばかりではありません。
聞いたことがありませんか?
ブログを書くと、夫婦仲が悪くなる、という話を。
事実、わたしの家庭も「悪くなる」まではいきませんが、なんとなくチクチクした空気が流れた時期がありました。
ブログ上で夫の悪口を書いたらバレて喧嘩した、なんてことが理由ではありません。
ただブログを楽しんで書いていたらいつの間にか夫婦の間にすきま風が吹いていたのです。
原因を考えているうち、ふと「ブログを書くことは浮気と同じなんじゃないか」と思えるようになりました。
たかがブログを書くだけで浮気なんて、少し過激すぎる言葉と感じるでしょうか。
いえいえ、それは書き手側の言い分。
そばにいる人にとっては大げさな表現ではないのです。
書き手がその事実に目を向けて、しっかりと対応することで、【ブログを書くこと】と【夫婦仲】はちゃんと切り離すことができます。
気持ちよくブログを書くことができ、さらには夫(妻)にも応援してもらえるようになったら最高。
今日はブログを書ける環境と夫に感謝しながら、そんな記事を書いてみたいと思います。
ブログを書くことは浮気と同じ
ブロガーにとって書いている時間は、できれば集中したい時間ですよね。
初心者であればあるほど、書きたいことをまとめたり構成を考えたりすることは、とても骨が折れる作業だからです。
ブログを書き始めると、夫(妻)に話しかけられても上の空。
相手を見ようともしません。
ブログを書きたくてウズウズしていて、いっそ夫(妻)が早く寝て、一人にしてくれたらいいのにとさえ思ってしまう。
日々の生活の中で楽しいことがあると、すぐブログに書きたくなります。
続けていると、楽しいことだけでなく苦しいこともあるけれど、それを乗り越えてブログを書いていると、幸せを感じます。
こんな状況や感覚に心当たりがないでしょうか。
しかし、よく考えて下さい。
この行動、浮気と同じ原理ではありませんか?
「え?」と思いました?
さきほどの文の【ブログ】の部分を【浮気相手へのメール】に置き換えてみて下さい。
浮気相手へのメールを書き始めると、夫(妻)に話しかけられても上の空。
相手を見ようともしません。
浮気相手へのメールを書きたくてウズウズしていて、いっそ夫(妻)が早く寝て、一人にしてくれたらいいのにとさえ思ってしまう。
日々の生活の中で楽しいことがあると、すぐ浮気相手へのメールに書きたくなります。
続けていると、楽しいことだけでなく苦しいこともあるけれど、それを乗り越えて浮気相手へのメールを書いていると、幸せを感じます・・・
ほら、まさに同じ原理。
大恋愛とも呼べるほどの浮気じゃありませんか?
書いている自分は、たかがブログを書いているだけという意識しかありません。
しかし、実際に行っている行動は浮気と同じ。
夫(妻)よりもブログ=浮気を優先し、夫(妻)を孤独にしているのです。
相手の受ける心理的打撃を考えれば、夫婦仲が悪くなるのも合点がいきます。
もっとも、ブログを書くことだけが原因ではなく、そのほかの小さな不満などが重なって、ある日「ブログを書いている姿」が引き金になることもあります。
その場合も相手をちゃんと見ていたら、「小さな不満」に気づけたかもしれないと考えると、やっぱりパートナーを放置していたと言わざるを得ません。
パートナーを巻き込む3ステップ
ブログを書いている身としては、「ブログを書くこと」と「相手への気持ち」はまったく違う次元にあるものだから、一緒くたに考えないでほしいですよね。
でも、相手にしてみたら自分をないがしろにしている行為に変わりありません。
自分から心が離れていくことは、とても淋しくて悲しくて、そして辛いものです。
それならば、夫婦仲のためにブログを書かない方がいいのでしょうか?
わたしは、それも違うと思います。
書くことが好きなら、やっぱり書いたほうがよいのです。
我慢してやめてしまったら、今度は自分がどこかで爆発してしまうでしょう。
では、どうしたら平穏なブログライフが送れるのか。
よく「ほどほどに楽しむ」と言われます。
きっとそれが一番です。
でもね、好きなことをほどほどにできないタイプだからそんな事態に陥るのです。
はい、わたしもそうです。
そんな、とことん根を詰めてしまう人がブログを幸せに楽しむために。
それには、夫(妻)を巻き込んで楽しむことが重要だと思います。
ステップ1 ネタにしたことへの感謝
多かれ少なかれ、夫(妻)のことをネタにしたことがあると思います。
その記事への、読者の反応はどうでしたか?
できたら、そういったことをちゃんと相手に教えて下さい。
「腰痛のときにやってもらったことを記事にしたら、同じようにぎっくり腰になった人にとって役立つ内容になったみたいだよ」
「夜中に一緒に食べるお菓子のことを書いたら、けっこう共感してもらえたよ」
ブログを書くことよりも、夫(妻)との関係のほうが一段上。
この大切な関係がなかったら、ブログなんて書けないのよ。
当たり前のことですが、言葉にしないとそんな簡単なことも伝わっていないのです。
ちなみにブログを見せる場合、ひどくディスった記事を見せないでくださいね。
余計にこじれてしまいますから。
ステップ2 共同経営の気分で
ブログのアクセス数で一喜一憂することはありませんか?
あの気分、割とわくわくして楽しいですよね。
夫(妻)も、ぜひこの「わくわく」に巻き込んでみてはいかがでしょうか。
わたしは、はてなブログで大きなスマニュー砲をもらったことがありました。
このとき、初めて夫にアクセス数の話をして、一緒に画面上の棒グラフを見てもらいました。
ちょうど地元の夏祭りの日で、盆踊りのちょうちんを見ながら、「帰ったらどうなってるかなあ?」なんて二人でソワソワ話していたのを覚えています。
グングンのびるアクセス数を目の当たりにし、夫はこのとき初めて「アクセス=ブログの向こう側にいるたくさんの人たち」を意識したはずです。
同時に加算されていくアドセンス収益の額も。
もちろん、それらはブログマスターさんにとってはたいしたことのない平凡な数字ですが、初心者のわたしたちからしたら、本当に大興奮するようなひとときでした。
どうしたら読んでもらえるのか。
どんな記事がおもしろいのか。
今では夫の口からもそんな言葉が出てきます。
まったく書かない人なのに(笑)。
巻き込んでしまえば、まさに心強い相棒です。
ステップ3 将来を語る
ブログを書き始めた理由はなんですか?
こどもの成長日記?
日々の備忘録?
世の中の役に立ちたい?
収益?
いろいろな理由があると思います。
その理由、実は夫(妻)にとっても有益な理由ではありませんか?
それを黙っているのは、とてももったいない話です。
ぜひとも理由を話し、さらに将来を語ってみませんか。
言うだけはタダです。
たとえばこどもの成長日記や備忘録なら、「こどもが成人したら、ふたりでお茶でも飲みながら、のんびり読める日記にするんだ」ということでしょう。
あっという間に過ぎる毎日を、ちゃんと書き留めておくからまかせてね!と言うだけで、夫(妻)もブログの当事者になります。
世の中の役に立ちたいのなら、一番身近な夫(妻)の役にも立たせるべきです。
「この間困ってた鼻づまり、解決方法を調べてみたんだ」とか、「教えてくれた肩こりの解消法、ブログに載せたらすごい反響だったよ」とか、伝えられることがたくさんありますよね。
ちなみにわたしの理由は、まるまる全部。
日記も役立ち情報も収益も、全部、大切な家族計画です。
今のところ収益と呼ぶにはあまりにも少なくて苦笑いをするしかありません。
しかし、それでもいいのです。
こどものころ、「オトナになったら何になりたい?」と言われて語った夢と同じでいい。
ブログはオトナの見る夢。
ビックマウス上等です。
夢を相手に語るときは、夫(妻)とともに叶えられるものを意識してください。
「社会に発信したい」とか「大切な居場所を育てたい」とか、個人的な願望や目標は、それはそれでとても大事ですが、仲のこじれかけた夫(妻)には逆効果の言葉です。
カヤの外にいる自分を再認識してしまうからです。
そういった思いは、胸の中にきちんとしまっておいてくださいね。
夢を語る目的は、あくまでも相手を巻き込むことです。
語るポイントは、頑張れば手が届きそうな近いところにある夢と、遠い未来に輝く夢の両方を提示すること。
我が家を例にすると・・・。
家族のことを書いたブログで得た収入で、家族の家のシンボルとなる表札を買う。
思っただけで嬉しくなります。
頑張れば手に入る。
形になる。
夢が実現するびに、夫(妻)がブログを見る目も変わってきます。
【遠い夢】5歳の息子が小学生になるまでに、ブログで在宅ワークすること!
ブログでアドセンスやアフィリエイトをされている方ならば、どれだけ途方もない目標か分かると思います。
でも、ママがおうちにいたら「おかえり!」って言ってあげられるよ。
すぐにおやつも出してあげるよ。
雨降ったら、傘持ってお迎えに行けるね。
今まで諦めてた平日の特売も、キッチリ参戦するからまかせとき!
そんな具体的な日々を語ることで、家族みんながワクワクし始めます。
このワクワクこそ、人を何かに巻き込む原動力なのです。
夢を叶えるポイントは、いかに具体的に想像できるか。
そして、いかにわくわく楽しめるか、だと思っています。
「わはは、そんなことできっこないじゃん、でもそれいいね!」なんて言っている間に、夫(妻)はブログを書く意味を理解し、ブログの将来を見通し、そしてブログと共に家族の未来を応援してくれるようになります。
そうなると、もうブログは浮気相手ではなく、よき家族の一員と言っても過言ではありません。
むすび
ネット社会の闇について報道されることが多く、わたしもブログを始める前にはいろいろと不安でした。
しかし、いざ始めてみると、ブログの世界は思いがけずあたたかで穏やかな社会でした。
常識的で友好的なひとが圧倒的に多く、また知識も豊富で勉強になることばかりです。
そんな世界に開く小さな窓である「ブログ」を書く時間の豊かさを、一番知ってほしいのは、すぐそばにいる夫(妻)です。
きらきらした夢にあふれた世界を一緒に楽しみ、そしてふと闇に引き込まれそうになったら、しっかり現実に引き留めてくれる、そんな味方がいたら心強いですよね。
今、ほんのちょっと夫婦仲がぎくしゃくしていて、「あれ?ブログを書くと機嫌が悪くなってる?」と感じているとしたら、少し自分自身の行動を省みてください。
家族のためにブログを書いているのに、浮気と同じ状態だなんてシャレになりませんからね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かの役に立てば幸いです。
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