この春から小学校に通い始めた6歳の息子。
学童は、仕事が終わった後に親が迎えに行くスタイルなので、基本的には保育園と同じ生活リズム・・・かと思ったら、大間違いでした!
保育園時代もアップアップだったのに、さらに時間に追われる日々が始まるとは、入学前は想像もしていなかった・・・。
今日は、小学校が始まって2ヶ月目の学童家庭のリアル、もとい、わたしのグチ。
来年、学童に通う予定のお子様を持つパパママの、事前知識のひとつになれば幸いです。
学童に通うリアル
共働きの我が家。
息子は小学校から直接、放課後過ごせる学童に通っているため、自宅に戻るのは18時過ぎです。
そこから、毎日出る宿題をやって、夕飯を食べて、明日の準備をして、お風呂に入って寝るまで、たった3時間しかありません。
その3時間の中で息子がやることといったら・・・。
- 宿題
- 汚れものを出す
- 明日の準備
- お風呂
- 夕食
- 歯みがき
いや、無理っしょ。
そして、親のほうも・・・。
- 宿題を見る
- 明日の準備を手伝う
- 学校からの手紙や連絡帳を見る
- 夕食の準備
- お風呂の準備
- お風呂に入れる
- 夕食の片付け
- 汚れものの洗濯
- 下の子の寝かしつけと、上の子の添い寝
って、本当に無理だわ・・・。
宿題の恐怖
保育園に通っていた時代だって、帰宅の時間は18時過ぎでした。
寝るまでのタイムリミットは、今と大きく変わりません。
小学校に入って、何が変わるのか?
それは、「宿題」です。
学校にもよるのでしょうが、息子の小学校は、それほど量は多くないものの、毎日宿題が出されます。
日々、自宅学習のリズムをつけるのが目的だそうです。
うん。
まっとうな理由なので、文句のつけようがありません。
でも、1年生の宿題って、こどもも大変ですが、ぶっちゃけ親も大変なんです。
慣れない環境で疲れて帰ってきているこども。
「ほらー、宿題のプリント出して!」とハッパをかけるのは、親。
途中でダラダラし始めるこども。
「最後までやってから遊んだら?」となだめるのも、親。
どうしてもやる気の出ない日のこども。
「ダイジョブ、ダイジョブ、キミナラデキルヨー」と、テンションあげる努力をするのも、親。
丸付けをするのも、間違いを指摘するのも、消しゴムで綺麗に消させるのも、姿勢よく鉛筆を握らせるのも・・・全部、親の視線なのです。
責任重すぎだわ!
時間もかかりすぎだわ!
我が家は、18時過ぎに帰ってきてから30分を宿題タイムにあてています。
その間、テレビを見ることもできずにぐずる2歳児の相手をしつつ、夕食を作りつつ、宿題を見るわたし。
求められるマルチタスク量が、ハンパなくて驚きます。
保育園時代も、帰宅後の時間に余裕はなかったけれど。
この「親の監督下での宿題」がなかった分だけでも、助かっていたのだな、と今となっては思います。
情報源としての学童
ただ、帰宅後の時間がなくなることをのぞいては、学童には感謝でいっぱいです。
こどもの安全を心配することなく、毎日仕事ができます。
こども同士で思う存分遊べる環境も、このご時世には貴重です。
特に、1年生から6年生までがそろう学童では、たくさんの刺激を受けられるようで、息子のお絵描きも一気にうまくなりました。
そして、情報源としての役割も重要なんですよね。
毎日、送り迎えで先生と密にコミュニケーションをとっていた保育園と違って、小学校の担任の先生とは、よっぽどのことがないと意思疎通をしません。
大人からの情報が入ってこない。
かといって、1年生の息子に聞いたところで、その情報が正確かどうかは疑わしい(笑)。
今日の授業はどうだった?
宿題は何が出た?
お母さんにお手紙ある?
忘れものはなかった?
連絡帳書いてきた?
お友達と何して遊んだ?
親としては、聞きたいことはたくさんある。
でも、毎日こんなに問いただされる生活、わたしがこどもだったらゲッソリします・・・。
そんなとき、学童での情報は大切です。
お迎えに行けば、短いながらも学童の指導員の先生と1対1になれる時間があります。
「きょう、学校帰りに転んじゃったみたいですよ?」とか
「席替えしたんだよねー!」とか
多分、学童で遊びながら耳にした情報を、何気なく先生が教えてくれます。
自分の見ていなかった時間のこどもの情報が、ちょっとでも入ってくると安心しますよね。
それに、ポンッと放り出されたような気分になっていた小学校生活で、自分以外の誰か(大人)が、息子のことを見ていてくれたと思うだけで、安心します。
学童に通わせてよかったな、と思える瞬間です。
むすび
この2ヶ月、ずっと「時間がないない」言っていた気がします。
どうしたら、もっとうまく時間を使って生活できるのか、いつもキリキリしながら考えていました。
でも、この記事を書いていたら、そう言っているわりには、毎日はちゃんと過ぎていっていることに気づきました。
こどもの口からは、新しい友達の名前を何人も聞くことができています。
わたしも、宿題の花丸の種類を4月に比べてたくさん増やしました。
授業参観も、PTAも、家庭訪問も、それなりにこなせたし。
あれ・・・?
今のままでも、とりあえず問題なくない?
時間はない。たしかにない。
でも、時間は過ぎていて、こどももわたしも小学校での思い出を少しずつ増やしている。
だったら、無理に時間をつくるためにイライラするより、もう少し穏やかな表情で過ごしてもいいのかもしれません。
ということで、とりあえず、我が家は3ヶ月目からも現状維持を目指します。
同じ、学童利用のご家庭のみなさま。
現状維持だけでも、こどもも親も、みんな相当頑張っているんだ!!
自信を持って、共に生き抜きましょうね(笑)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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