小学1年生の息子にとって初めての夏休み。
長いお休みが嬉しい反面、どっさり一気に出された宿題にドキドキしています。
同時に、親も結構なプレッシャー。
夏休み中にちゃんとやらせる監督や、提出日までなくさずに管理するのは、親の責任でもあるからです。
毎日やるもの、何枚か書くもの・・・など、タイプの違う宿題も多く、初日は「どれをやったらいいの?」と混乱状態。
そこで、数多い夏休みの宿題を「見える化」すべく、親子でボードを作成しました。
これひとつで、こどもも親も、日々やることに迷わなくなり、ストレス激減でした。
宿題を分類
小学校にあがって、最初にあたふたしたのは「毎日の宿題」でした。
夏休みは、その1ヶ月分をまとめて出されるわけですから、単純に考えても量が多いです。
さらに、
毎日やるべきものや、休み中に数回やるだけのもの・・・など、タイプの違うものも混在します。
まさに、初日は「何をやったらいいの?」と、親子ともに混乱状態。
こりゃ絶対、なにか忘れるか、なくすかしそう・・・。
そこで、息子と一緒に宿題を分類してみることにしました。
取り組む頻度で分類
【毎日取り組む宿題】
- ドリル系
- 日記、カレンダー系
- 指定されている学習(計算や音読)
【夏休み中に完成させる宿題】
- 作文系
- 絵画系
- 観察カード
- 自由課題
毎日やるドリルは、ページ数をざっとみて、一緒に「どのくらいずつ出来るか」を確認しました。
もともと、夏休み用ドリルとして開発されているもの。
無理せず1ページずつ進めれば、夏休みの早い段階で完了してしまうことが分かると、息子もホッとした顔をしました。
どっさりあるように見える宿題も、実は1日ずつにならしてしまえば、それほどの量ではないんですよね。
提出日で分類
- 登校日初日に持っていくもの
- 授業開始後に持っていくもの
提出日については、ほとんど登校日初日に持っていくものばかりでした。
なので授業開始に持っていくものだけ、宿題の表紙に小さな付箋(ポストイット)をつけておきました。
これで、提出日を間違う心配が減りました。
宿題ボードをつくる
宿題について書かれている学年通信(プリント)を、毎日見て確認するのは面倒です。
そこで、夏休みの宿題を管理するボードを作成することに。
材料
すべて100円ショップと、自宅にあったものです。
- ホワイトボード(小さめでOK)
- マグネットシート(ハサミで切れるタイプ)
- マジックペン
- マスキングテープ
- 装飾用シール
作り方
ホワイトボードの真ん中に、マスキングテープを貼ります。
マグネットシートに、宿題のタイトルを書きます。
「まだ」「やった」、「宿題のタイトル」を貼りつけて完成。
左側の「まだ」が、終わっていない宿題や課題。
右側の「やった」が、終わった宿題です。
(カタカナを習い始めた小1の息子のために、センスを無視して「ダヨ」とか書いてあります・・・笑)
宿題のマグネット、並べてみると、タイトルだけでもとても多いことが分かります。
整理せずに管理する、なんて無理な話ですね。
宿題のうち、毎日やるものは、分かりやすく「まいにち」とつけておきました。
こうすることで、日々やらなければいけない宿題と、最終日までに完成させればいい宿題がはっきりします。
ボードの効果
日々のTODOが一目で分かる
朝、終わっていない宿題をすべて「まだ」の方に動かします。
毎日やらないもので、終了したものは「やった」のままです。
動かすだけで、その日にやるべき宿題が見えてきます。
終わった宿題も、見てすぐ分かります。
「どれだっけ?」と考える労力は不要です。
ゴール設定による達成感と計画性
マグネットが、次々に「やった」に移動するのは気持ちいいです。
息子には、そんな達成感もあるようです。
「やった」に全部動けば終了、というゴールが見えるためでしょうか。
「あとはこれだけ!」と言って、自分から宿題に取り組むようになってきました。
逆に、乗り気でないときは、わたしに「あとこれだけだから、だいじょうぶ!」と言って、遊ぶこともあります。
わたしは、そんな使い方も大切だと思っています。
早くても、のんびりでも、最終的に「自分の設定したゴール」に行き着けば、それでよしです。
親子で進捗を把握
毎日やるものは、それなりにリズムができるので、存在を覚えていられます。
でも、時々やって、夏休み中に完成させればいいような課題の場合、すっかりその存在を忘れ去ってしまう危険がありますよね。
ボードにずっと、動かぬ石のようなマグネット(=宿題)が鎮座していれば、忘れることはありません。
「あー、この観察まだだねえ」
なんて、自然に話題にのぼるので、いい意味で息子にもプレッシャーを与えやすい気もします。
その日に終わったものは、一日ごとにクリアして左から右へ動かす。
全部終わったものは、右のまま。
たったそれだけで、「次は何をやらせよう?」と目を光らせずにすむのが、親としてもストレス激減で最高です。
むすび
学童で、一日友だちとセミをつかまえていた夏休み初日。
「ねえ!
セミいっぱい、とれたんだよ!
で、きづいたらねえ、おれの手と足、蚊にさされて、ボッコボコだったんだよ!」
そんな風に、笑いながら話す息子のたくましさが、まぶしいです。
この夏休みで、もっともっとたくましく、大きくなってくれることを期待して。
母は、せっせとドリルの丸付けをするとしましょう。
・・・いやほんと、こどもの宿題が多ければ、比例して親のやることも多いよね・・・ふう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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