【夏休み】こどもと取り組む「宿題の見える化」。親も子供も迷わない、簡単・宿題ボードを作ってみた

2021/07/26

子育て 生活

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小学1年生の息子にとって初めての夏休み。
長いお休みが嬉しい反面、どっさり一気に出された宿題にドキドキしています。

同時に、親も結構なプレッシャー。

夏休み中にちゃんとやらせる監督や、提出日までなくさずに管理するのは、親の責任でもあるからです。

毎日やるもの、何枚か書くもの・・・など、タイプの違う宿題も多く、初日は「どれをやったらいいの?」と混乱状態。

そこで、数多い夏休みの宿題を「見える化」すべく、親子でボードを作成しました。


これひとつで、こどもも親も、日々やることに迷わなくなり、ストレス激減でした。

宿題を分類


小学校にあがって、最初にあたふたしたのは「毎日の宿題」でした。 

夏休みは、その1ヶ月分をまとめて出されるわけですから、単純に考えても量が多いです。
さらに、 毎日やるべきものや、休み中に数回やるだけのもの・・・など、タイプの違うものも混在します。

まさに、初日は「何をやったらいいの?」と、親子ともに混乱状態。
こりゃ絶対、なにか忘れるか、なくすかしそう・・・。

そこで、息子と一緒に宿題を分類してみることにしました。

取り組む頻度で分類


【毎日取り組む宿題】
  • ドリル系
  • 日記、カレンダー系
  • 指定されている学習(計算や音読)

【夏休み中に完成させる宿題】
  • 作文系
  • 絵画系
  • 観察カード
  • 自由課題

毎日やるドリルは、ページ数をざっとみて、一緒に「どのくらいずつ出来るか」を確認しました。

もともと、夏休み用ドリルとして開発されているもの。
無理せず1ページずつ進めれば、夏休みの早い段階で完了してしまうことが分かると、息子もホッとした顔をしました。

どっさりあるように見える宿題も、実は1日ずつにならしてしまえば、それほどの量ではないんですよね。

提出日で分類

  • 登校日初日に持っていくもの
  • 授業開始後に持っていくもの

提出日については、ほとんど登校日初日に持っていくものばかりでした。
なので授業開始に持っていくものだけ、宿題の表紙に小さな付箋(ポストイット)をつけておきました。

これで、提出日を間違う心配が減りました。

宿題ボードをつくる


宿題について書かれている学年通信(プリント)を、毎日見て確認するのは面倒です。
そこで、夏休みの宿題を管理するボードを作成することに。

材料


すべて100円ショップと、自宅にあったものです。

  • ホワイトボード(小さめでOK)
  • マグネットシート(ハサミで切れるタイプ)
  • マジックペン
  • マスキングテープ
  • 装飾用シール

作り方


ホワイトボードの真ん中に、マスキングテープを貼ります。
マグネットシートに、宿題のタイトルを書きます。
「まだ」「やった」、「宿題のタイトル」を貼りつけて完成。


左側の「まだ」が、終わっていない宿題や課題
右側の「やった」が、終わった宿題です。
(カタカナを習い始めた小1の息子のために、センスを無視して「ダヨ」とか書いてあります・・・笑)

宿題のマグネット、並べてみると、タイトルだけでもとても多いことが分かります。
整理せずに管理する、なんて無理な話ですね。

宿題のうち、毎日やるものは、分かりやすく「まいにち」とつけておきました。


こうすることで、日々やらなければいけない宿題と、最終日までに完成させればいい宿題がはっきりします。

ボードの効果

日々のTODOが一目で分かる


朝、終わっていない宿題をすべて「まだ」の方に動かします。
毎日やらないもので、終了したものは「やった」のままです。


動かすだけで、その日にやるべき宿題が見えてきます。
終わった宿題も、見てすぐ分かります。

「どれだっけ?」と考える労力は不要です。

ゴール設定による達成感と計画性


マグネットが、次々に「やった」に移動するのは気持ちいいです。
息子には、そんな達成感もあるようです。

「やった」に全部動けば終了、というゴールが見えるためでしょうか。
「あとはこれだけ!」と言って、自分から宿題に取り組むようになってきました。

逆に、乗り気でないときは、わたしに「あとこれだけだから、だいじょうぶ!」と言って、遊ぶこともあります。

わたしは、そんな使い方も大切だと思っています。
早くても、のんびりでも、最終的に「自分の設定したゴール」に行き着けば、それでよしです。

親子で進捗を把握


毎日やるものは、それなりにリズムができるので、存在を覚えていられます。

でも、時々やって、夏休み中に完成させればいいような課題の場合、すっかりその存在を忘れ去ってしまう危険がありますよね。

ボードにずっと、動かぬ石のようなマグネット(=宿題)が鎮座していれば、忘れることはありません。

「あー、この観察まだだねえ」

なんて、自然に話題にのぼるので、いい意味で息子にもプレッシャーを与えやすい気もします。

その日に終わったものは、一日ごとにクリアして左から右へ動かす。
全部終わったものは、右のまま。

たったそれだけで、「次は何をやらせよう?」と目を光らせずにすむのが、親としてもストレス激減で最高です。 

むすび


学童で、一日友だちとセミをつかまえていた夏休み初日。

「ねえ!
 セミいっぱい、とれたんだよ!
 で、きづいたらねえ、おれの手と足、蚊にさされて、ボッコボコだったんだよ!」

そんな風に、笑いながら話す息子のたくましさが、まぶしいです。

この夏休みで、もっともっとたくましく、大きくなってくれることを期待して。
母は、せっせとドリルの丸付けをするとしましょう。

・・・いやほんと、こどもの宿題が多ければ、比例して親のやることも多いよね・・・ふう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。

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