今日は100円ショップですぐに購入できる、おもちゃのご紹介です。
わりとたくさんの100円おもちゃにお世話になっています。
今回は1歳児の集中力を高めて一人遊びへと導く、パズル系おもちゃのお話です。
・・・って、そんな大げさな話じゃないんですけどね。
こどもの特性は十人十色なので、すべての方に当てはまるというものではありません。
でも、現在8歳と5歳の兄妹を育てている我が家の状況が、何か小さなヒントになるといいなあと思います。
1歳児の一人遊び
我が家の娘。
おてんばで、いたずら大王です。
好奇心旺盛で甘えん坊。
最高に可愛いですが、最高に手がかかる1歳児でした。
はたしてこの年齢に、一人遊びは可能なのでしょうか。
パズル好きな娘
いい案を考えている際に思い出したのが、保育園で見た娘の姿です。
アクティブな娘ですが、お迎えに行くと大きなピースの木製パズルでよく遊んでいました。
ピースを手に取ってははめ、全部そろうとひっくり返して初めからやり直し。
ひとり黙々と、背中を丸めてパズルを楽しんでいた姿が印象的でした。
ひょっとして、娘はパズルなら集中するのかも。
そう思って向かったのは、100円ショップ「Seria(セリア)」。
え?
なんでネットで木製パズルを買わないのかって?
・・・だって、高いですよね・・・。
まずは、100円ショップで使えそうなものがないか確認すること。
これが、我が家のこどものおもちゃ選びの鉄則です。
紙のジグソーパズル
最初に選んだのは、こちら。
「認識力を育むジグソーパズル」です。
対象年齢が3歳以上になっています。
でも、ピースも大きく、パンダやキリンなど、娘の好きな動物が描かれていたので大丈夫だと思って購入しました。
娘に渡してみると、さすがパズル好きの娘。
ニコニコしながら早速チャレンジします。
おっ、いい反応!
・・・と、初めは思ったのですが・・・。
まず、紙製のこちらのパズル。
台紙やパズルの紙が「薄い」です。
もちろん、厚紙でできているのですが、比較的薄い厚紙のため、はめ込む際にピタッとはまらず、横のピースが触れると、すぐに動いてしまうのです。
1歳の指の動きは繊細ではないため、これではパズルがグチャグチャになるばかり。
小さなこどもの力でも、すぐに折れちゃいますしね。
さらに、動物以外の「空」や「木」の部分が多く、1歳には見分けがつきません。
また、キリンとライオン、パンダとゴリラの色が似ていて、動物の種類がヒントにならないのも痛いところ。
この難易度は、対象年齢が3歳以上なので仕方がない部分ではありますが・・・。
娘は何度もやりたがるほど食いつきがよいのですが、そのたびに「ままー!」とわたしを呼び、完成させようとします。
娘は集中していても、一人遊びにならない。
結果的に、わたしの手がまったく空かない!
という状態に。
うーん。
仕事中のお助けアイテムには、ならないようです。
もし1歳児に、紙のジグソーパズルを選ぶ場合は、本屋さんの片隅でよく見かける、しっかり厚いパズルの方が賢明かもしれません。
これが正解!お風呂の知育パズル
1週間後、食料買い出しのついでに立ち寄ったセリアで、見つけたのがこちら。
お風呂で使う、文字合わせのパズルです。
お風呂用だからって、何もお風呂だけで使う必要はありません。
これこれ!
この大きさが、ちょうどいい気がしますよね。
さっそく、娘の前でボードから外したりはめたりしてみると、パッと娘が飛びつきました。
・・・正確には、娘だけじゃなくて5歳の息子も(笑)。
「ここだよ、こうだよ!」
紙のジグソーだと、ちょっと自信がなかったお兄ちゃん。
この文字パズルなら意気揚々と妹をリードできます。
さらに、最近数字の読み書きをがんばっているので、数字のパズルを先生のように教えています。
「ろくはね、くるっとまわすと、く、なんだよ!
あ、く、ってね、きゅうのことだよ!」
思わぬところから助っ人が飛んできたこともあり、このお風呂の知育グッズの効果は絶大でした。
お兄ちゃんがいなくても、1歳児が自分ではめ込むことができる柔らか素材ですしね。
うまくできると「ままー!みてぇ!」とわたしを呼びますが、あくまでも結果報告。
「すごいねえ!」と言うだけで満足し、再び動物や数字を外してパズルに没頭します。
初日は30分以上、兄弟で遊んでいたように思います。
翌日からは、ずっとそれだけで遊ぶということはありませんが、それでも何度も引っ張り出しては楽しんでいました。
お風呂アイテムですが、リビングで使って大正解。
紙や木製パズルのように、立てるとバラバラ落ちてしまうこともなく、絵本のように立ててスッキリ収納できますしね。
落ちているピースを踏んでも痛くない、ということも大きいです(笑)
(ブロックとか・・・悲鳴をあげるほど痛いですよね・・・)
むすび
わたし自身は幼いころ、パズルが苦手でした。
そのため、パズル好きな息子や娘に、親ながら感心します。
形や色で、たった一つの正解を見つけていく楽しさ。
夢中になって組み合わせていく、こどもたちの眼差しを見ていると、嬉しくなります。
パズルの正解は、ひとつしかないかもしれないけれど。
ここでもない、あそこでもない。
そんな試行錯誤を繰り返す手順は無数にありますよね。
その「失敗にへこたれずに繰り返す手順」をいかに多く知っているかで、人生は面白くなってくるのだと思います。
たくましく、楽しんで、自分の手で人生を選び取って生きていく。
その土台が、もしかしたらこの小さなパズル遊びなのかもしれませんね。
そして、こどもの笑い声に支えられているのは、わたしたち大人の方です。
毎日、毎日、本当にありがとう。
大好きな宝物たち。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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