3歳になる下の娘と、先日「横浜アンパンマンミュージアム」に行ってきました。
誕生日プレゼントも兼ね、混雑を避けた平日に、人数も最小限・娘と母(=わたし)のふたりっきりのデートです。
チケット以外は何も予約していきませんでしたが、とてもハッピーなバースデー体験をさせてあげられたと感じたので、少しご紹介させていただきます。
アンパンマンの魔法がかかっているうちに
冒頭で書いたように、娘は現在アンパンマンに夢中です。
寝ても覚めてもアンパンマン。
口ずさむ歌も、ぬいぐるみにつける名前も、保育園のお絵描きも、将来の夢も、昨日見た夢も、サンタに願うプレゼントも、みんなアンパンマン。
心なしか、顔もアンパンマンに似て見えるほど・・・。
そんな娘を、わたしはどうしてもアンパンマンミュージアムに連れていってあげたいと思っていました。
なぜなら、アンパンマンの魔法は、ある日突然醒めてしまうから。
我が家には、こどもが二人いて、上はすでに小学1年生(男の子)。
彼もまた、2歳を過ぎたころ、モーレツにアンパンマンにハマりました。
1日何度もアンパンマンの絵を描くようにせがまれたり、アンパンチを雨あられのごとく受けたり・・・。
そんな日々を送っていた3歳ごろ、それは突然やってきました。
映画にも、アニメにも、イラストにも、見向きもしない一日。
アンパンマン卒業の日です。
アンパンマンミュージアムにも、そのタイミングで連れて行ったのですが、楽しんではいたものの、思ったような「天にも昇る」リアクションはありませんでした。
このとき、わたしは大反省したのです。
もし、アンパンマンブーム絶頂期に連れてきたら、もっと幸せな時間をあげられたのに!
アンパンマンの魔法の醒めないうちに、連れてきてあげればよかった、と。
個人差にもよると思いますが、ママ友さんや保育園の先生の話だと、アンパンマンブームは2~3歳でピークを迎える子が多いようです。
もしアンパンマンミュージアムに行く計画を立てるのであれば、できるだけこの時期に連れていってあげられたらいいですよね。
アンパンマンこどもミュージアム
全国にいくつか作られています。
- 横浜アンパンマンこどもミュージアム
- 名古屋アンパンマンこどもミュージアム
- 仙台アンパンマンこどもミュージアム&モール
- 神戸アンパンマンこどもミュージアム&モール
- 福岡アンパンマンこどもミュージアムinモール
それぞれ、神奈川県横浜市、三重県桑名市、宮城県仙台市、兵庫県神戸市、福岡県福岡市にあります。
お近くのアンパンマンミュージアムを探してみてくださいね。
横浜アンパンマンこどもミュージアム
娘とデートしたのは、横浜にある「横浜アンパンマンこどもミュージアム」です。
みなとみらい線「新高島駅」から徒歩3分。
JR「横浜駅」からだと、10分くらいかかります。
2007年から10年の期間限定施設として、別のところにオープンしていたのが、2019年に現在の場所に移転しました。
ホームページを見ると、本当に詳しいアクセスマップが載っているので、実際に行くときは要チェックですよ。
我が家からは、電車を1回乗り継いで(大人の速さで)40分くらい。
当時まだ2歳の娘には過酷な電車旅です。
はじめワクワク、なかウトウト、乗り換えしなくちゃまだ着かない!
という感じで、頑張ってくれたものの、新高島のホームに着くころには、遠い目をしていました。
やばい、そろそろ限界かな・・・?
と思いつつ歩き出してすぐ、目に入ったのが大きなアンパンマン!
「あんぱんまーーーん!!!!」
娘の瞳に生気が戻り、そこからは、あっという間にミュージアム入り口にたどり着くことができました。
ミュージアムの入り口に、とんでもなく大きなアンパンマンを立ててくれたデザイナーの方、ほんっとグッジョブです!
チケットは、日によって価格が変動します。
混雑しそうな日ほど高く、平日は安くなっています。
通常チケットの場合、1歳以上は一律。
おとなもこどもも2200~2600円の価格帯です。
障がい者手帳をお持ちの方は、ご本人とつきそいの方1名まで半額で入館可能です。
詳細はホームページでご確認ください。
通常のチケットは行く日の3日前からの予約です。
わたしはスマホで予約したのですが、当日はスマホに表示されるQRコードを見せるだけでスムーズに入れました。
予約なしで楽しむバースデー
さて、今回の目的のひとつは「娘の誕生日プレゼント」。
横浜アンパンマンこどもミュージアムは、予約なしでもバースデーを楽しめるサービスがいっぱいでした。
まずは、3Fインフォメーションへ!
入館してすぐ、虹色の階段をのぼります。
娘が一歩一歩、足元をのぞきこみながら「あかー!」「きいろー!」と色の名前を言う姿だけで、母はメロメロ。
アンパンマンの魔法がかかっていると、入り口の階段ですら、夢の橋なんですね。
この階段をのぼったところにあるインフォメーションのお姉さんに、「娘が誕生日なんです」と言うと、こんなものがもらえます。
バースデーメダル!!
大きい!
キャラクターいっぱい!
裏に名前と年齢も書けるので、よい記念になります。
かわいいだけじゃなく、これをつけていると、館内のショップなどで「お誕生日おめでとうございまーす!」と娘に声をかけてもらえます。
絶対、絶対、まずはインフォメーションで申告すべし!です。
各ショップでも、ミニプレゼントが
ショップで買い物をするときに、誕生日だと分かってもらえると、ショップごとにシールやポストカードなどのミニプレゼントがもらえます。
「誕生日なんです」と言い出しにくくても、インフォメーションでもらったメダルがあれば、一発で分かってくれますよ。
風船の購入、ドキンちゃんのドキドキおしゃれショップでもらったシールがこちら。
どれもかわいいですよね。
非売品なので、マグネットに貼りつけて大切にしようと思っていたら、家につくなり娘がペタペタ貼りつけていました。
・・・まあ、娘のものだし、仕方ない・・・。
アンパンマンを食す!
もちろん、アンパンマンの顔を食べることも重要です(笑)
なんてったって、元気が出ます。
ハンバーガーやさんで、予約なしに購入できるのがこちら。
アンパンマンのバースデーホットケーキ。
ドリンク付きで900円(税込)です。
分厚い、マンガみたいなホットケーキですよね。
顔からかじるかな、と思っていたら、ほっぺと鼻の丸いチョコをはがして食べ始めた娘。
うーん。
ただのホットケーキになっちゃったけど!?
それから、ジャムおじさんのパン工場で購入できるセットがこちら。
おめでとうセットです。
(持ち帰りの電車に揺られ、軽くキャラが崩れました・・・残念)
メープルマーガリンのおめでとうパンと、キャラクター3つで1500円(税込)。
キャラクターは、330円・360円のパンの中から好きなキャラクターを選べます。
娘のチョイスは、アンパンマン、カレーパンマン、バイキンマンです。
かわいいんだけど・・・
水平に持って歩くのが本当に大変でした。
パン購入がメインなら、車で来館する方がいいかもしれません。
スーベニアで楽しさ2倍
食事のときに、ちょっと嬉しいのがスーベニア(お土産)。
食べたあとにのこる「どんぶり」や「コップ」などを、持ち帰ることができるメニューがいくつもあります。
スーベニアどんぶり付きそぼろ丼。
かわいいコップが付いている「よくばりアイス」。
どちらもプラスチック製で、どんぶりはおままごとに、コップは麦茶用コップとして、その日の夜から大活躍しています。
まさに、形にのこるプレゼントになりました。
むすび
こどもと一緒のおでかけは、喜びそうなことは事前にチェックしておきたいけれど、できるだけ予定をつめこみ過ぎないのも大切ですよね。
でないと、予定に振り回されて、逆に楽しめなくなってしまいます。
娘の速度に合わせつつ、休憩たっぷりに過ごしても、アンパンマンミュージアムは存分に楽しむことのできる施設だと感じました。
なんせ、ランチ後に娘はソファ席でわたしに寄りかかり、1時間半のお昼寝をしたくらいですから。
平日に行ったことで、割とゆったり過ごせたのかもしれません。
スタッフの方の「おめでとう」の温かい声や、「ばいばーい」と手を振ってくれる優しさ、アンパンマンのまちやがっこう、パン工場に実際に触れられる喜び、そんな「アンパンマン世界の空気」に包まれて、娘は本当に幸せそうでした。
アンパンマン魔法にかかっているうちに、ぜひアンパンマンこどもミュージアムを訪れてみてください。
見ているこっちが、ちょっと魔法にかけられた気分になりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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