こどもの学習机、みなさんはどうしていますか?
我が家には8歳の息子(小学3年)と、5歳の娘(保育園)がいます。
息子が小学校にあがる頃、悩んだのが「学習机」の問題。
そして最終結論として
- まだ買わない
- まだ置かない
と決め、今3年目を迎えています。
どんなふうに悩み、結論を出したのか。
そして現状はどうなのか。
今日は、そんなことをまとめていきたいと思っています。
どうしようかな?と悩んでいる方の、ちょっとした参考になれば幸いです。
何を買う?どこに置く?学習机
1年生にあがるときには、ランドセルと学習机。
なんとなく、そんな感じで探し始めた息子の学習机なのですが、なかなか決まりませんでした。
学習机といっても、たくさん種類があります。
昔ながらのドドンとしたTHE学習机。
イマドキなコンパクトタイプ。
ベッドと一体型の秘密基地みたいな机や、大人になっても使えるお洒落なものまで。
想定以上に種類が多くて、「なんとなく選び始める」くらいの意識じゃ、絞り込めません。
価格帯も、幅広い。
幅広いけど、低い方を見たってそこそこ高い。
高い方を見たら、相当セレブです。
そして「どこに置くのか」っていう、そもそも問題も。
だって、机ですもん。
コンパクトにしたって、机。
場所をとらないはずがない。
考えることが多くなりすぎて迷走を始めた夫婦。
シンプルに、5W1Hで考えてみることにしました。
5W1Hで「学習机」を考える
5W1Hは、中学の頃に習った
- When:いつ
- Where:どこで
- Who:だれが
- What:何を
- Why:なぜ
- How:どのように
のこと。
これに、落とし込んでみたわけです。
When:いつ使いたいの?
①学校から帰ってきたとき。
②お休みの日。
共働きのため、息子は学童に通います。
そうすると、①は必然的に「夜」ということになります。
Where:どこで使いたいの?
①息子が勉強できる場所
②家族が一緒にいられる場所
この機会に、こども部屋を作ろうか?
そんな話をしていたら、息子が「ひとりは、こわい」と言いました。
こどもの性格にもよると思いますが、夜ひとりぼっちの部屋で宿題をするのは、小1の息子には無理そうです。
Who:誰がつかうの?
これは、もちろん息子。
・・・と即答したあと、不意に、学校行っている間は、わたしのテレワークでも使えたら便利じゃない?と思いつきました。
だから、
①息子
②場合によっては、日中わたしも
What:何をするの?
①宿題
②勉強
③お絵描き
④読書
⑤工作
②~⑤は、保育園の頃からリビングのダイニングテーブルでやっていることです。
これに、小学校にあがったら「宿題」が加わります。
How:どんなふうにしたいの?
今までの落とし込みで、
- 夜
- 小1の息子が
- 家族がいる場所で
- 宿題を含めた活動をする
という姿が見えてきました。
小学校の宿題は、親も一緒にやることが多いと聞いていたので、やっぱりリビングが一番かな、という結論が出ました。
リビング学習用の机
リビングなら、仰々しい「学習机」は置けません。
こども部屋を作るときまで、購入は先送りとしました。
リビングで使うなら、シンプルなもの。
そして、せっかくなら息子だけじゃなく、3歳の娘も一緒に使えるもの。
家事をしながら、様子が見られる場所に設置できるもの。
そんなことを思って、最終的に決めたのは「長いシンプルな机」です。
リンク
ふと、夫とわたしがそれぞれパソコン作業をするときに使っていたデスクがあることに気づきました。
購入せず、まずはそれで「リビング学習」をスタートしてみようということになりました。
設置は、リビングの窓の下。
窓のそばは明るいし、気分よくお勉強できそうですよね。
この机用の椅子は用意しません。
座るときにはダイニングテーブルから椅子だけ動かして使います。
場所もとらないし、効率的だと感じます。
息子だけじゃなく、椅子を並べれば娘も一緒に絵本が読めるスペースになりました。
学校に行っている間は使わないので、日中はわたしの仕事の資料も広げられます。
100円均一で購入した、小さなホワイトボードも取り付けて。
うむ。
なかなか、居心地がよさそうです。
キッチンで、夕食のしたくをしながらでも、こどもたちの様子を見ることができます。
写真は、キッチンに立っているときに、カウンター越しにみえるこどもたちの背中。
かわいい~。
リビング学習を3年してみて
なんだかんだで、3年目。
リビング学習をしてみて、リアルに感じたメリット・デメリットをまとめます。
メリット
リビング学習をしてよかった!と思うことが多いので、メリットはたくさんあります。
- 宿題が見やすい
- こどもの成長に気づく
- 勉強するハードルが低い
- 今、興味のあることを知れる
- 一緒に楽しい
特にね、「宿題を見る」!
これは入学前の想像をはるかに超える、大変さでした。
リビングで宿題をしてくれれば、家事をしながら音読を聞くこともできます。
宿題をやっているかどうかの声かけ(進捗チェック)も可能。
部屋を分けなくてよかった、と心の底から思っています。
デメリット
ただ、正直デメリットも多いです・・・。
- リビングがごちゃつく
- 宿題や勉強中はテレビがつけられない
- 消しゴムのカスに悩む
リビングで勉強や宿題をする、ということは、その教材もリビングに持ってくるということです。
教科書、図鑑、ハサミ、ランドセルから、翌日の持ち物まで。
ありとあらゆるものが、リビングに集中します。
気を抜くと、毎日カオス。
頑張っても、毎日カオス。
ときどき発狂しそうになります。
(いや、発狂してるかも)
それでもメリットを考えると、まだこども部屋を作る気にもなれず、悪戦苦闘しながら片付けます。
半年目くらいに、小さなカラーボックスを置きました。
こどもたちと話し合い、その収納を超えるものはリビングに持ち込まない、というルールを作ったことで、少しだけ片付けが楽になりました。
あと、地味にストレスになるのが消しゴムのカス。
宿題やお絵かきのあとには、どうしても消しゴムで消したあとのゴミが床に落ちる・・・。
気を付けて、と言ったところで、しょせんはこどもです。
床には、椅子に踏まれた消しゴムカスがベッタリ・・・がっくり。
そこで、小さな電動の消しゴムカスクリーナーを購入。
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これではありませんが、こんな感じの電池で動くタイプです。
電動で吸い取るのが楽しいらしく、自分から掃除をしてくれるようになり、ストレスが半減しました。
むすび
リビング学習の環境については、まだまだ改善の余地があります。
でも、低学年のうちは、試行錯誤を繰り返しながら、このまま「一緒にリビングで過ごす」時間を楽しみたいと思っていました。
3年生になって、不意に「おれ、自分の部屋が欲しいんだよなあ・・・」と言い出したお兄ちゃん。
わちゃわちゃしたリビングを卒業する時期が、来たようです。
ちょっと寂しいですね。
いままで、楽しいお勉強時間をありがとう。
どんな部屋にするのかな。
今年中には、自分の秘密基地をつくってあげたいなあと思っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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