こんにちは。「あそびぎなー」です。
こどもはかわいいけれど、どうしてもイライラしてしまうこともあります。
特に、何度も注意したり、お願いしたりしていると、親の心にも余裕がなくなってきます。
でもイライラを直接ぶつけてしまうと、言われた方も、言った方も、どちらも嫌な気分しか残りません。
そこにワンクッションあることで、柔らかい空気が生まれて、怒っているにもかかわらず、笑顔が生まれることもありそうです。
そこで、ストックしてあるトイレットペーパーの芯を使って、こんなものを作ってみました。
作る人形の数にもよりますが、写真の量でだいたい製作時間20分くらいです。
わたしが「片付けなさい!」と怒るより、可愛らしい動物たちに「うっわー、机がぐっちゃぐちゃだよー!」と言われるほうが断然いいこと、確かに納得しますよね。
ちなみにカラフルにしたのは、色の勉強にも使えるかなと思って。
作ってみたら、指示や注意のコミュニケーションだけじゃなく、テレワーク中のひざの上のこども対策になったり、小さな遊びができたり・・・と、かなり役立つことが判明。
とても簡単にできる工作なので、ぜひ作ってみて下さいね。
トイレットペーパーで作る動物セット
材料
- トイレットペーパーの芯 6つ(1つでもよい)
- 折り紙 6枚(1枚でもよい)
- ラッブの空き箱 1つ(なくてもよい)
- マスキングテープ 適量(なくてもよい)
相変わらず、ざっくりとした材料です。
人形は1つでも、十分役割を果たすので、まずは1つでチャレンジしてもOKです。
写真のようにワンセット作る場合には、それを収めるケースとして、ラップの空き箱がちょうどいいのでぜひ参考にしてください。
作り方
1.芯に折り紙を巻く
トイレットペーパーの芯にノリをつけ、 折り紙を巻き付けます。
端の部分は、内側に折り込むとキレイに仕上がります。
こどもが使うことを想定して、折り紙の重なっている部分は、テープを貼っておくほうがよいでしょう。
写真ではメンディングテープを使っていますが、普通のセロハンテープでも問題ありません。
わたしはメンディくんを愛用しているだけなので(笑)。
6つ作る場合は、この作業を6つ分繰り返します。
ラップの空き箱に入れると、気持ちよくスッポリ納まりますね!
2. 芯をつぶして動物の形を作る
トイレットペーパーの芯の片側をつぶすと、動物の耳のような形になります。
顔やしっぽをペンで描くだけで・・・ブタさん!
耳を作るときに、ちょっと切り込みを入れると、長い耳を作ることもできます。
折り方を浅くすれば、短い耳になります。
楽しんで、どんどん作ってください。
こどもが描きたそうにしていれば、こどもに描かせてあげてください。
我が家は全部で6種類。
ウサギさん、ネコさん、カエルさん、ペンギンさん、キツネさん、ブタさんです。
動物たちは、それぞれ胸に、その色の食べ物を抱えています。
1歳の色のお勉強に使えます。
3.ケースに入れて完成
ケースに入れる場合は、マスキングテープなどで装飾すると可愛いです。
そのままでも問題ありませんが。
活用方法
注意や小言をユーモラスに伝えるツール
もうすぐ昼の12時だというとき。
テーブルの上が汚くて、すぐにお昼にできないと思ったら、ブタさんの出番です。
「おなかすいたブゥ~、もうすぐお昼だブゥ~、テーブルがキレイならすぐ食べられるブゥ~」
わたしとしては、片付けなさい!と声を荒立てるより、へんてこな声色を出すほうが気が楽です。
こどもも、注意されたときのようなイヤーな表情をしません。
ブタさんを手にしながらチャチャッと片付けてくれました。
そのほか、急におもちゃの取り合いになったときに、ネコちゃん登場。
「アタチと遊んでくれるのは、どっちのかわいこちゃんかニャーン?」
なかなか自分でトイレに行かないお兄ちゃんに、カエルくんが一言。
「行かないと、ボクと一緒にシャワーすることになるケロよ?」
本当に本当に、これ、使えます!
まったく不穏な空気にならず、こどもも大人もノリノリで、生活習慣が整います。
ひざの上のこども対策
ミニサイズのラップの大きさなので、すぐそばに置いておけるのがとても便利でした。
わたしは自宅でテレワークをすることが多いのですが、作業中、どうしても1歳児はひざに乗って来たがります。
そんなときに、このセットを渡すと、ひざの上でしばらくガサガサと遊んでいます。
「ピンクどーれだ?」
「ペンギンさん、どーれだ?」
「あ、バナナどーこだ?」
なんて簡単に質問すれば、一生懸命考えて「こりぇ!」と答えたりします。
下手にキーボードを押されたり、大事なメモをぐちゃっとされたりすることなく、平和な時間を過ごすことができますよ。
・・・キーボードを打つ距離は、やや遠くなりますが。
色や動物の勉強にも
分かりやすい色を使ったので、1歳の娘の色のお勉強にも活躍してくれています。
娘の好きな動物を集めたことで、とっつきやすかったのかもしれません。
我が家は幼児言葉ウェルカムな家庭なので、「ぶぅぶぅさん」「にゃーにゃー」といった具合に呼んでいます。
色の勉強の対象として5歳の息子を入れていなかったのですが、息子が不意に「これ、にじのいろ?」と聞いてきて、ハッとしました。
赤橙黄緑青藍紫(せきとうおうりょくせいらんし)。
おかあさんといっしょの中で、歌われていた歌詞に出てきていた7色。
それで作ってあげればよかった!
ちょっと後悔しています。
今度また、なにかのおもちゃを作る機会があったら、そんなことも考えて作りたいと思います。
ミニゲームとして
意外に面白かったのが、この芯をピンに見立てたボーリングです。
娘が、すべり台のスロープの下にピン(動物たち)を並べています。
もちろんスロープを使わなくても、床でボールを転がすだけでOK。
そのうち、芯の上にボールを乗せる遊びに発展していきました。
1歳児、わりと器用!
こどもも作りやすい
トイレットペーパーの芯に色紙を貼るだけなので、こどもの工作にもピッタリです。
5歳の息子が横で見ていて、さっそくせっせと何かを作っていました。
図鑑を引っ張り出して、なにやらもくもくと作った後、ふたつの芯を使って戦いごっこをしていました。
黒い折り紙をエイのようにヒラヒラと貼りつけるアイディア、わたしには思いつかなかった!
やるなあ、息子!
むすび
こどもにも親にも、効果絶大なアイテムが完成して、わたしの工作史上最高得点。
大満足すぎます。
楽しい=楽。
最高の方程式です。
元気に、ときどき息抜きしながら、のんびりと。
こどもとの生活を、楽しく味わっていけたらいいなあと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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