先日、オムツのダンボールで作った絵本ラックの記事を書きました。
我が家にあるダンボール収納は、実はこれだけではありません。
かさばって、大きさがマチマチで、気づくとどんどん増えるアレ。
「プラレール」の収納も、ダンボールです。
入手が簡単、工作も簡単、何より不要になったら捨てるのも簡単!
こども自身が片づけやすい収納にカスタマイズしていくのも、簡単です。
プラレールの収納に困っていらっしゃる方の参考になれば、嬉しいです。
プラレール
プラレールの歴史は長く、昨年60周年を迎えました。
それだけこどもを魅了する力があるおもちゃなんでしょうね。
息子は、プラレールよりはトミカ派ですが、それでもプラレールが大好きです。
プラレールを動かすモーター音が怖くて泣いていた頃は手ころがしで遊び、4歳ごろからは自分でレールを組み立ててレイアウトを考えるようになりました。
プラレールの収納は難しい
正直言って、プラレールの収納は難しいです。
とにかく種類が多く、形もバラバラなのです。
- レール:直線、曲線、坂道、複線、長いの短いの、切り替え付き・・・等々
- 電車:新幹線、在来線、機関車、貨物列車、キャラクター、マクドナルドのもの・・・等々
- 情景:踏切、駅、トンネル、高架、積み下ろしセット的な大きい情景・・・等々
これだけ種類があると、それぞれが別のおもちゃという感覚になってしまいます。
結果、どうなるのか?
電車はミニカーに近いところにポン。
レールはブロックに近いところにポン。
情景はトミカパーキングのような他の大きなプラスチック製おもちゃの近くにドサッ。
見事にバラバラ。
まさに、行き当たりばったり。
もちろん、大人にとっては「なんとなく似ているグループ」に分けたつもりです。
でも、その「なんとなく」。
こどもには伝わらないんですよね。
こどもが自分で片づけられるようにするには、見てすぐ「ここだ」と分かる、おもちゃの家=住所が必要なのです。
プラレール専用の収納棚
プラレール関連は一か所にまとめよう!
という方向性が決まり、取り出したのはやはりオムツのダンボール。
材料
- オムツのダンボール:2個
- 引き出し用ダンボール:4個
- ガムテープ
- 100円ショップで売っているリメイク用シート:適量
オムツのダンボールですが、我が家はムーニーのSサイズ、3パック入りのダンボールを2個使いました。
プラレールが入るだけのそこそこ大きいもので、同じ大きさのものが2個あれば、何でもいいと思います。
引き出し用のダンボールとは、オムツダンボールにセットして、引き出しにするための箱です。
ジャストミートな大きさを探してください。
そして、この探し出す作業こそ、今回の工作の山場です。
それ以上難しい作業はありませんので、がんばってくださいね。
作り方
材料でも書いたとおり、引き出しの大きさが決まってしまえば、もうほぼ作業はないので、写真でイメージだけお伝えします。
まず、オムツのダンボールを2つ重ねてガムテープで留め、引き出しを配置します。
もうすでに、出来上がりのイメージがつきますよね。
情景などを入れる引き出しは、取り出しやすいようにカッターで斜めにカットしました。
もろ、西松屋さんのおしりふきシートのダンボールですみません(笑)。
加工なしの方が、分かりやすいので許してください。
情景のほか、レールや電車などプラレールを入れて大きさを確かめます。
よかった、ぴったり納まりました。
組み合わせると、こんな感じです。
今のところ我が家は2段で納まるようです。
もし増えてきたら、もうひとつダンボールを重ねて3段の棚にすればよさそう。
こういう気持ちの楽さが、ダンボール収納のいいところですね。
おしりふきシート丸見えのままでは、あまりにもウラ悲しい・・・
ダンボール工作に万能な「リメイクシート」で仕上げます。
絵本ラックと同じ柄を使いました。
すっきりした印象になります。
シートを貼るのと貼らないのでは、全然見栄えが違いますね。
100均でこの実力。
なんて恐ろしい子・・・。
こどもの反応
こどもは、引き出しを動かす作業が好きです。
引き出しのところに、「れーる」「でんしゃ」「ふみきり、えきなど」と書いて貼っておけば、迷うことなくお片付け練習ができます。
ひらがなを読み始める前は、イラストや写真を貼ってもよいと思います。
この棚の出現で、息子くん、床に落ちているプラレールについては片付けられるようになりました。
しかし!
自分で作ったレイアウトを壊したくなくて「片付けない!」と言うことが多くなり、頭を抱えております。
現在は写真に撮ってから片付ける、という方法を試していますが、やっぱり本音はそのまま置いておきたいようです。
うーん。
我が家の次の課題です。
むすび
以上、オムツのダンボールを使ったプラレールの収納棚をご紹介しました。
組み合わせるダンボールさえ見つかれば、あとはちょちょいのちょい、で完成してしまいます。
本来、片付けは大変な作業ではなくて、楽をするための作業なんですよね。
どこまでも楽して、どこまでも気持ちよく過ごす。
こどもとニコニコ生活するには、そのくらいのテキトーさが重要なのかもしれません。
おうち遊びを楽しむには、まずは収納から。
簡単・低コスト収納、最高。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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