こんにちは。「あそびぎなー」です。
ちょっと前、新幹線変形ロボ「シンカリオン」にハマりました。
アニメを見ながら、いろいろとアクションをしている5歳の息子に何気なく聞いてみました。
「この、グランクロスを撃つ時の、ガチャッていうハンドルみたいなやつ、欲しい?」
瞬間、わたしを振り返った息子。
「ほしい!」
そのキラキラした目に、お母さんヤラれました。
ネットで調べてみると、どうやらシンカギアという名前で販売しているようです。
ネットで調べてみると、かっこいい!
横にShincaカード(Suicaに似た、シンカリオンに乗車するためのカード)を挿入できるスロットもついていて、こどもだけでなく大人ゴコロもくすぐります。
でも、我が家にはクリスマスや誕生日以外におもちゃを買う文化がありません。
それに、高っ!
なにこれ、高っ!
(どうやらネットショップはかなり高騰している模様・・・定価より超高い。購入を考えている方は慎重に探してくださいね!)
しかし、自分で「欲しい?」と聞いてしまい、おまけにあんないい表情で「ほしい」と言われてしまった手前、そのまま知らんぷりするわけにもいかず、そのあたりにあった材料で作ってみることにしました。
いっちょ頑張りましょう!
なお、工程が長くなってしまったので、なんと初の前編(ギア部分)・後編(カードスロット部分)となります!
シンカギアをつくる・前編
材料(ギア・スロット合わせて)
- 手頃な紙箱 1箱
- 牛乳パック 2本
- うちわ 1本
- ペットボトルのキャップ 4個
- ハンドルになる部分 1個
- 布ガムテープ 適量
- 包装紙 適量
箱が土台になりますので、できるだけしっかりした箱を選びます。
ただし、カッターで穴をあけるため缶は使えません。
ギアのハンドル部分は、トイレットペーパーやラップの芯を用意してください。
作り方
わりと行き当たりばったりに作っているため、作ってから「こうすれば良かった!」と思う部分がたくさんあります(汗)
掲載した作り方は、参考程度に読み流し、臨機応変にいろいろ試してみてください。
きっと、もっと素敵なシンカギアが誕生するはずです。
ギアが前後に動き、カードを差し込む場所さえあれば、想像力豊かなこどもは大満足になります。
あまり細部にこだわらず、こどもの目の前で、楽しく作ってくださいね。
1.うちわを切る
ギア部分の骨格になります。
写真のような形に切ってください。
ここから、さらに先を丸く切ります。
丸い部分が当たって、ハンドルが前後に動くイメージです。
ハサミで切るときに、細かいプラスチックが飛ぶことがあるため、怪我やこどもの誤飲に注意が必要です。
うちわがない場合は、この後の工程でしっかりした厚紙を重ねて強度をあげてください。
2.軸をつくる
牛乳パックを開き、うちわの骨格がうまく収まるように線を引きます。
だいぶ適当な線です(笑)
これから作るみなさまの、勇気と自信につながれば幸いです!
牛乳パックの縦のラインに合わせて折り曲げて切り、2枚同じものを作ります。
真ん中にうちわの骨格を挟み込んでテープでとめ、さらに牛乳パックを重ねて貼りつけます。
布ガムテープでぐるりと留めれば、さらにしっかりしますよ。
牛乳パックの一番上の折れ線は、ハンドルを取り付けるので、そのまま生かします。
ギアを前後に動かしたとき、スムーズに動きやすくするため、ペットボトルのキャップを2つ使います。
キャップは同じ種類のペットボトルから外したものを利用してください。
違うものだと、微妙に大きさが違うことがあります。
これで先ほどのギアをはさみ、軸を作ります。
ボンドなどではなく、布ガムテープでペタリと貼るだけでわりと大丈夫でした。
3.紙箱に切れ目を入れる
強度を考えて、箱の底部分が上側、フタが下側になるように作りました。
ギアを前後に倒すので、箱の底部分に長めの切れ目を入れます。
何度か差し込んで、ちゃんと動くか確認してください。
(うちわの骨格が入っているため、思っているよりも太い切れ目が必要です)
ちなみに、わたしはこの時点でなにも考えず、ど真ん中に切り込みを入れたのですが、これだと後から取り付けるカードスロットが少し飛び出てしまいます。
(参考・完成形です)
土台の箱の大きさに余裕がある方は、カードスロットを取り付ける部分を考えて切り込み位置を決めたほうがいいと思います。
土台が小さめな方は、バランスよく真ん中でOK。
正直カードスロットが飛び出していようが、こどもはまったく気にしませんので。
切り込みには、ガムテープを貼っておきましょう。
補強にもなるし、切り口での思わぬ怪我も防止できます。
4.前後揺れを防止
ここでわたしはようやく、ハンドルをそのまま引くと、円を描くように前後に倒れるのではなく、ギア本体自体が前後に動いてしまうことに気づきました。
そりゃそうですよね。
ギア本体自体は、固定されていませんから。
そこで、フタ部分(底になる部分)にギア本体が前後に動かないよう、ペットボトルのキャップ2個でストッパーをつけました。
キャップの位置は、必ず実際にギアを立ててみて、微調整してください。
前後に動くことこそが、シンカギアのカナメです!
5.左右揺れを防止
さらに、ハンドルを引くのではなく、左右に動かすと、簡単にグラグラすることが判明。
こどもが使うので、絶対に左右に動かすに決まっています。
この横揺れを防止するため、ギアをはさむように割り箸を取り付けました。
さらに補強として、箱の空間に新聞紙を丸めて入れます。
ここまでくると、最初から何か軸になるような棒をギアに取り付け、箱に固定してしまったほうが楽だし、スムーズに動いただろうなとと反省しました。
でも、回り道はしましたが、この方法でもとりあえずグラグラしなくなりました。
6.ハンドルをつける
最初に残した、牛乳パックの折れた部分を生かしてハンドルを取り付けます。
遊んでいる最中に取れたりしないよう、しっかりテープで留めてください。
トイレットペーパーの芯を使う場合は、中に新聞紙などを詰めるとしっかりしますよ。
ぎゅうぎゅう、押し込んでください。
黒い布ガムテープでグリップを丁寧に巻き、箱のフタもしっかりと貼ります。
ここまででギア部分が完成しました!
ギアの稼働範囲を確認します。
実際に握ってみると、手元のグリップと軸の結合部分が少し弱く感じます。
もし壊れたら、厚紙を入れるなどして、もう少し強く補強したいと思います。
とりあえずしばらくは様子を見ようかな。
むすび・・・連結?
すでにこの状態のシンカギアで、こどもが熱中して遊び始めたため、一瞬これでいいかなと思ってしまいましたが、やっぱりカードスロットもつけてあげたい。
というわけで、次回はカードスロットを作りたいと思います。
これも牛乳パックを利用して作りますよ。
この記事を参考にしてシンカギアを作ろうとされているみなさま(いるのかな?)。
ギアの部分だけでも十分、こどもは大満足みたいなので、もちろんこれで完成としても問題ありませんよ。
家の中なのに上着をいそいそと着こみ、シンカリオンの運転士になりきってくれました。
毎日忙しいなかでも、ついつい時間をかけて工作してしまうのは、この嬉しそうな顔を見たいからかもしれません。
わたしの元気の秘訣も、やる気の源も、ぜんぶこの顔につまっています。
さて、このブログ初の、前編(ギア部分)は、ここでおしまいです。
むすび、ではなく後編に連結いたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、何かのお役に立てば幸いです。
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